Hitsujiotoko's diary

とにかく前へ!

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | permalink | - | -
<< ブログを整理 | main | 『戦後日本外交史』 >>

『ネティズン』

この本は特殊研究のプレゼンで自分が担当する。4月くらいからちんたらと読んで、昨日ようやく2周目が終わってそろそろレジュメを切ろうかというところ。だってこの本、読みにくいんだもん。今まで読んだ翻訳された本の中でも最悪の部類の日本語が使われてる。なんか高校受験の入試の和訳問題の答案読んでるかのような感じ。主語述語おかしいし。。

そんなこんなで、内容は以下。

ネティズンとはネット市民という意味で、これからのネット社会においてどういった行動を市民は取るべきかといったコンセプトでインターネットの歴史や背景を記述しながらネット社会の諸問題にどう対処していくべきなのか書かれた本。ネットは新たなコミュニケーションツールで、自由な議論と社会の監視機能を提供でき、古代政治哲学で謳われていたような直接民主制が実現できる。しかし、これまでの公的な支援の下、前述したネットが提供できる2つの機能をベースに発展してきたネット社会が、アメリカ政府の民営化政策されることによっておきる諸問題にどう対処していくのか、そして直接民主制の実現に向けてどういう政策を採るべきなのかということが書かれている。

個人的な感想を言えば、ネットの開発に携わってきた人が触れていたように良きネティズンは人間性が重要なテーマになってくるということにあまり触れられてなくて残念。直接民主制の普及のためにアクセスの平等性をどう解決するのかという点を今までネットがネティズンの自由な議論による貢献で解決してきたように、諸問題に関してネティズンが問題提起を起こし、指針を示すことによって解決していくべきだということで多くを済ましているのがこの本の読みごたえを薄くさせる要因かと思う。

でも、この視点から知識・コミュニケーションの構造が変わって国際政治にどう影響するかということを考えていくのは面白そう。
| permalink | comments(0) | trackbacks(0)

スポンサーサイト

- | permalink | - | -

この記事に対するコメント

コメントする









この記事のトラックバックURL
http://neouniverse.jugem.cc/trackback/219
この記事に対するトラックバック
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>

サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jp のロゴ